後遺障害の認定

ダミー画像ここでは、後遺障害の認定についてご説明させていただきます。この後遺障害の認定によって、賠償金額が大きく変わってきます。

適切な等級を獲得するために最も重要な「後遺障害診断書」

後遺障害の診断書は、適切な等級を獲得するために最も重要な書類です。この後遺障害診断書の書き方次第で、得られるべき等級が得られないということも起こり得ます。

しかしながら、医師は、法律の専門家ではありませんので、後遺障害の等級認定を意識することなく診断書を記載する場合も多いのです。

そのため、できる限り、医師による診断書の作成前に、当事務所にご相談いただき、弁護士からアドバイスを受けた上で、後遺障害診断書を作成してもらうことを是非検討して下さい。

医師に症状固定と判断された後は、後遺障害診断書を提出して後遺障害等級の認定を受ける必要があります。後遺障害の認定手続きには、相手方の任意保険会社を通してする事前認定と、

自ら自賠責保険会社に申請する被害者請求があります。

診断書を書いてもらう際に「実際の症状と診断書の内容が異なる」といった問題になることが多く見られます。

「後遺障害診断書」を作成するノウハウを持っている医師というのは実はそれほど多くありません。

医師が患者の情報を重要視していなかったり、運動機能を正確に測定してなかったり、患者と医師の意思疎通が不十分であったりと、実際の症状がきちんと診断書に記載されていないこともあります。

症状をきちんと後遺障害診断書に記載してもらって初めて、正確な認定が受けられることを認識しておきましょう。

１．後遺障害を証明するための後遺障害診断書が必要である。

２．医師に後遺障害の認定を意識した診断書を書いてもらう必要がある。

３．後遺障害の認定を獲得できる診断書のポイントを知っている専門家（弁護士）の知識は不可欠